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街を創る仕事の中で大きな役割を果たす建設業。建設業に就職するには資格や経験が必須だと思われがちですが、未経験者でも先輩のサポートを受けながら経験を積み施工管理職である現場監督を目指せます。大切なのは協調性と行動力と笑顔。建築を通して東北工業株式会社と一緒に柏崎市の街（未来）を創ってみませんか。
自分の手掛けた建物に暮らしが宿り街を創る、魅力ある現場監督の仕事をご紹介します。

柏崎市の地域の皆様と共に歩み続けてきた地域密着型企業

東北工業株式会社は１９４３年（昭和１８年）に創業、８０年の年月を超えて長く柏崎市の地域の皆様と共に歩み、建物を造ることで地域を創り、人々の生活を支えることを生業としてきました。公共工事に特化しているように見える事もありますが、住宅や店舗も多く建築しています。
今回ご紹介する現場監督の仕事は、まさに建物を造り地域を創るうえで欠かせない、リーダー的な仕事と言えるでしょう。

工事現場の指揮を担う現場監督の魅力

「建物が完成に近づいていく様子や竣工した建物を見た時、お客様に喜んで頂けた時などに大きなやりがいを感じます。」と笑顔で語る桑原さん。桑原さんはIターン移住者であり、入社４年目にして現場監督として業務を行っています。
現場監督とは安全な環境でお客様の希望に沿った建物を造るために工事の指揮・管理をする仕事です。主な業務はスケジュール管理・業者との打合せ・発注者様との折衝・原価管理等と実に多岐にわたります。
入社当初、特に悩まされたことは職人さんとのコミュニケーションです。職人さんと良好な人間関係を築けなければスムーズに工事が進められません。
そこで桑原さんがしたことは休憩時間を利用して職人さんと多く会話をし、少しずつ距離を縮めることでした。今では職人さんとも打ち解けて、スムーズに現場の指揮をとれるようになってきたといいます。
「先輩方のようにどんな場面でも冷静で的確な判断ができるようになりたいです。」と今後の目標を語る桑原さん。とてもいきいきとしていて輝いて見えました。
現場監督の仕事はコミュニケーション能力や協調性を要し苦労も多いですが、その苦労と引き換えに、自分の携わった仕事で建物が無事に完成に至る達成感や、その建物が地域に残り街を創るという大きなやりがいを得られる魅力的な仕事と言えるでしょう。

移住生活を支える職場の存在

桑原さんは福島県喜多方市出身。新潟市の建築関係の専門学校へ進学し、そこで東北工業株式会社へ入社した卒業生がいることを知り、卒業後、東北工業株式会社へ入社。同時に柏崎市に移住しました。移住当初、新社会人として知らない街で暮らすことに大きな不安を抱えていた桑原さん。そんな時、支えとなったのは職場の存在。
「移住生活のスタートは戸惑うことも多くありましたが、職場には優しい方が多く、仕事のことのみならず柏崎市のことについてもたくさん教えていただきました。またアットホームな社内の雰囲気は不安や緊張を和らげてくれました。社長からの差し入れのお菓子を食べながら職場の皆さんと過ごす時間は入社当初から今もなお一番の楽しみです。」
と明るく話す桑原さん。柏崎市の印象についても聞いてみると「柏崎市は全国でも珍しい海と山のある自然豊かな街でありながら市内中心部には大型スーパーや飲食店も多くあり、とても住みやすい街です。」と話してくれました。

地域と深く関わりながら現場監督として成長する

地域密着型と聞くと、地域のことに詳しくなければ働けないのではと思うかもしれませんが、桑原さんのように柏崎市が初めてな方でも仕事を通して地域と関わり柏崎市についても知ることができます。移住者にとっては一石二鳥とも言えるでしょう。
また現場を管理するには難しい資格がなければならないのではと思う方も多いですが、資格を持っていないと建設業界で働けないルールなどありません。実際に未経験で資格もなく、中途採用で入社された方も現場監督として活躍しています。仕事をしながら二級建築施工管理技士等の資格取得を目指すこともできるので、大きなスキルアップに繋がることでしょう。

建築を通して地域に貢献する

最後に総務として経理から人事まで多くの業務に携わっている長谷川さんにもお話を聞くことができました。長谷川さんも新潟市からの移住者です。入社してわずか２年でありながら今までの経験を活かし会社のキーマンとして活躍されています。
「建設業の泥臭いイメージを変えたい」と意気込む長谷川さんに、会社として取り組んでいることや会社の特徴を聞いてみました。
「健康経営を心掛けており、社員のワーク・ライフ・バランスを重視し、残業時間の削減にも力を入れています。転勤もなく安定感のある企業で腰を据えて働くことが可能です。
現場監督である施工管理業務においては他社と比較しても女性の割合が多く、男女ともに活躍できる職場環境となっています。
またSDGsや社会貢献にも積極的に取り組んでおり、グリーンカーテンの設置や町のクリーンアップ活動、海岸清掃なども行っております。建築を通して地域に貢献をしたいとお考えの方にも是非入社して頂きたいです。」

建築が好きで柏崎市に関心をお持ちでしたら、地域と共に成長できる東北工業㈱で現場監督を目指してみてはいかがでしょうか。

取材執筆＝持田 佳津子（柏崎市移住・定住推進パートナーチーム）
写真撮影＝中島 遼（NPO法人aisa）