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山田工業が掲げる “新4K”な働き方!建設業と林業を通して持続可能な未来をつくる

建設業の枠を超えて、林業に挑戦し始めた企業が柏崎にあります。カーボンニュートラルやSDGsといった建設業だけでは叶えきれないものを、真逆にある林業から叶えたいと動き出しました。現場で鍛え上げた技術と経験、そして知識が豊富な企業だからこそ、新しい挑戦にも積極的!上を向いている企業には、伸びしろがある。山田工業の魅力に迫りました!

新4Kはあたりまえ

新4Kをご存じですか。平成27年に国交省と日本経団連が提唱した3K「給与・休暇・希望」に「かっこいい(きれい)」が付け加えられ、新4Kとして一般社団法人日本建設業連合会が推奨したものです。山田工業は、新4Kを推進する職場です。令和5年度から働き方改革の一環として、完全週休2日制と長期休暇(お盆・年末年始)を採用し、常に社員が働きやすい環境を目指して、日々改善を重ねています。最近では、男性の育児休暇取得者が1名いて、働きやすい職場として好評だそうです。「働き方改革をするうえで、給与・休暇という3Kは当然のことだと思います。それにプラスして、かっこいいときれいも大切で、誰だってかっこいい職場がいいですよね。作業服・ホームページ・採用パンフレットをリニューアルして、私たちはかっこいい建設業や林業をやっているとアピールできたらと思っています。」とおっしゃる徳間さんは、作業着をビシッと着ていました。ぜひ山田工業のホームページを見てください。いわゆる“田舎の建設業”というイメージから飛び出した、かっこいいホームページになっています。
徳間さんの考える“かっこいい”とは何か伺いました。お話しくださったのは“内面のかっこよさ”についてです。「内面のかっこよさは、ちゃんと仕事をする、納期を守る、安全も品質も守ることですかね。だから選ばれている会社だと思っています。」“内面のかっこよさ”のその先には、企業としての信頼と、働きやすい職場環境がありました。

循環する3つの柱

山田工業の業務は、建設業、クリーンセンターかしわざきの運営、森林環境保全業務の3つの柱に分かれています。
建設業では、主に原子力発電所内で大手建設会社の一次協力企業として、建設現場の施工管理を行っています。クリーンセンターかしわざきの運営では、少人数の班を組み、三交代制で、人々の生活に必要不可欠なごみ処理を担っています。
森林環境保全業務の林業では、林業を通じたカーボンニュートラルおよびSDGsの達成への貢献を目指しています。
1つの企業で様々な側面を持つ山田工業。「建設業とクリーンセンターはつながっているが、林業は真逆にある。」と企画推進室長代理の徳間さんはおっしゃいました。
「建設業とクリーンセンターの業務でもカーボンニュートラルやSDGsを意識していますが、どうしても達成できないところがあります。一方で林業は、それらを達成するために必要不可欠なものです。この3つをミックスすることで、我が社はSDGsを達成できる企業になると思っています。」
真逆にある事業を1つの企業が担うことで、各事業の枠を超えた循環が生まれるということです。建設業で使っている機材を林業でも使えたり、林業の知識が建設業でも使えたりします。人も循環し、企業としてさらに知識と経験が蓄積されていきます。それは、市内にいる私たちの生活を支え、同時に未来をより良くする仕事ではないでしょうか。

新しいことにチャレンジする

柏崎市西山町にある旧内藤久寛邸。現ENEOSホールディングスの創業者である内藤久寛の生家を山田工業が取得しました。エネルギーのまちとして、日本の石油王と呼ばれた内藤久寛の生家をまちの企業が取得することは、このまちの歴史を山田工業が守ってくれるように感じます。
新しい取り組みを行うとき、どんなことを大切にしているか代表取締役飯田社長が教えてくださいました。
「社会貢献になることならチャレンジしていきたいですね。直接的じゃなくても、間接的でも社会貢献になるなら、やってみる意味があると思っています。」今後は整備、そして有効活用に向けたプロジェクトも進めていく予定です。
林業も新しいチャレンジです。始めたばかりですが、県内でも最先端の技術を持つ林業の会社とタッグを組み、学びながら業務にあたっています。林業に携わることのできる企業は、今の時代決して多いとは言えません。
柏崎の自然を存分に感じながら、仲間と和気あいあいとストレスフリーで働ける、移住希望者にはぴったりの職とのことです。四季と自然を楽しみながら、充実した生活へ歩んでいくことができるのではと思います。

現場で育てる

山田工業には、YouTubeチャンネルがあります。職員のインタビューと、採用に関する情報を知ることができます。山田工業が求める人材を知ると、これはパーフェクトな人間しか行けないのではないか…という不安がよぎりました。

※山田工業YouTubeチャンネル

正直にその思いを伝えたところ、「そんなことないですよ」と徳間さんは優しく笑いました。「建設では、教育センターに通ってもらってから現場に出てもらいます。一つひとつ学ぶことができます。クリーンセンターも少人数の班で動くのでコミュニケーションは取りやすいと思います。林業は私たちもまだまだ勉強中ですが、柏崎森林組合の方たちから直で学ぶことができるので、心配はいりません。」
 飯田社長に育成についてのお考えを聞かせていただいた。「育てる側はもちろんですが、育てられる側が上を向いているかどうかが大切だと思います。上を向いている人間は伸びしろがあると思います。覚えたい、学びたいというモチベーションを維持するのも会社の仕事です。うちには営業職がいません。現場に出ている一人ひとりが営業マンです。現場での仕事ぶりを見てもらって、現場から仕事を取ってくるようにしています。そうすると自然と身だしなみや礼儀など意識できるものです。当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前にできることがかっこよさですね。」
人材は現場で育てて、仕事は現場で取ってくる。飯田社長の姿から、取材をしている山田工業本社の会議室にも、現場の熱気が伝わってくるようでした。

建設業はもちろん、新たに始まった林業にチャレンジしてみたい方、山田工業の新4Kの職場環境で働いてみませんか。

取材執筆=坂野 安希(柏崎市移住・定住推進パートナーチーム)
写真撮影=中島 遼(NPO法人aisa)

企業情報
会社名
山田工業株式会社
事業内容
土木・建築工事の建設業:主に原子力発電所構内で、スーパーゼネコンと呼ばれる大手建設会社の一次協力企業として、建設現場の施工管理を行ってもらいます。
クリーンセンターかしわざきの運営・保守:焼却施設の運営・保守管理を行ってもらいます。
森林環境保全業務:林業(間伐・枝打ち・植林等)を通じ、カーボンニュートラルおよびSDGsの達成へ貢献してもらいます。
コメント
主要取引先が、スーパーゼネコンと呼ばれる大手建設会社で、技術力の高さ、高い品質、高い安全管理能力から、常に選ばれております。原子力発電所構内での土木建築工事を得意としており、エネルギー産業の根源を支え続ける、社会的使命感の高さもアピールポイントの一つです。
また、クリーンセンターかしわざきでは、市民の生活に無くてはならない設備の運営により、生活を支える業務を行っております。
森林環境保全業務につきましては、2022年度からの新たな取り組みです。カーボンニュートラルおよびSDGsの達成に向け、貢献しております。現在では、県内の林業主要事業体(認定事業体)にも認定されており、更なる事業拡大を目指しております。

上記の事業所をはじめ、市内の企業情報に精通した
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