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ブロッサムジュニアは、全国に約70の児童発達支援・放課後等デイサービスを展開するフランチャイズだ。そのブロッサムジュニアが、2024年ここ柏崎にもオープンした。
ブロッサムジュニア柏崎教室では、子どもたちに関わりたい様々な専門家を特に募集している。
保育士、臨床心理士、公認心理士、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、児童指導員、社会福祉主事任用資格、いずれかの資格を持っていて新しいステージを探している方にぜひ注目していただきたい。

児童発達支援と放課後等デイサービスとは

児童発達支援と放課後等デイサービスは、どちらも障がいのある子どもたちのための通所型の支援だ。児童発達支援が小学校入学前の未就学児を対象としているのに対し、放課後等デイサービスは6歳から18歳までの就学児が対象で、必要と認められた場合は20歳まで利用することができる。
「児童発達支援と放課後等デイサービスの事業を営むには新潟県の認可が必要。法人でなければならない要件があり、国保連との関係など色々と手続きが難しいので、フランチャイズに加盟したんです」
と話すのは、株式会社Certo代表取締役の遠藤隆宏さん。2019年以降、まずは上越エリアで3教室をオープンした後、2024年に柏崎教室をオープンさせた。

子どもたち、特に障がいのある子どもたちに寄り添いたい

遠藤さんは、新潟県胎内市出身。福井の大学に進学し、その後医薬品卸売業者に就職した。同社では、医薬品を通して高齢者を中心とした人生の後半に携わってきたので、次は人生の前半に関わる仕事をしたいと思ったそうだ。また東日本大震災で親を亡くした子どもたちを見て、子どもたちに寄り添いたいという思いが強くなり、2012年に学習塾を開校。「皆が進学校を目指さなくてもよい。それぞれ子どもたちが目指したいことを目指せる塾を作りたい」という思いで開校された。さらに、学習塾において発達障がいのある子どもたちとの接点もあったそうで、そういった経緯もあり、障がいのある子どもたちへの支援をしたいという方向になったようだ。
先日、当時の塾での教え子が、遠藤さんの考え方に共感され、大学を卒業後に入社面接にきた時は感激されたそうだ。

保育士や心理士の資格を持っているが働く場所が見つからない人を募集

どういった人に入社してほしいか尋ねると、「保育士の資格を持っていて子どもたちに関わりたい、障がいを抱えた子供たちのサポートに興味がある。そんな方に活躍の場があります」と。
性別問わず様々な専門家に来てほしいとのことで、保育士、臨床心理士、公認心理士、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、児童指導員、社会福祉主事任用資格など、特に有資格者を募集している。

例えば心理士さんにはどういった仕事をしてもらいたいか伺ったところ、「資格をとって厚生病院とか精神科領域で働くのか、それとも独立してカウンセラーとしてカウンセリングするとか、色んな関わり方があると思うが、今はまだ確立はされていない。当教室では必ずや活躍の場がある。この子は心理学的にみると今はこういう状態だとか、そういった見立てと改善策がほしいのです」と話していただいた。
上越教室で色んな有資格者が揃って皆で同じ子を見ると、全然違う見立てになるそうで、柏崎教室でも色んな専門家が集って色んな見方をしてほしい思いが強いようだ。

社長との距離が近く、福利厚生も抜群

仕事のやりがいを伺ったところ、「子供たちの『できない』が『できた』に変わった時と、親御さんの笑顔が最高のやりがいです」と即答。続けて、「当教室は特徴がないのが特徴。その子どものタイプによってやる内容を変えていくのがよいところだと思います。どんな形にでも変えられる。みんな違ってみんないいんです」と。 　最後にPRポイントと柏崎について伺ったところ、「社長と距離が近く、風通しが良いと自負しております。一般的な福利厚生も充実していますし、無料で3か月に一度は社内で交流会を実施しており、社員間のコミュニケーションも非常によくとれていると思います。柏崎はまちをどうPRしていくかが課題でありますが、山も海も川もあり、季節を感じられる場所です。食べ物も美味しいですし何よりも人が優しいです。住みやすい土地ですので是非来て下さい」と締めくくっていただいた。

取材執筆＝間島 博英（柏崎市移住・定住推進パートナーチーム）
写真撮影＝山田 華緒李（NPO法人aisa）