ワーケーションやトラベルバイトも ~自然豊かな山里でのお試し移住~
柏崎市街地から20キロほど山側エリアへ進んでいくと、そこは日本の美しい原風景が広がる山里、空気が美味しく、沢山の自然に囲まれた高柳町がある。その高柳町の入口にあり、温泉や宿泊を中心として7つの施設で構成されているのが高柳じょんのび村(以下、じょんのび村)だ。
じょんのび村では、新たな仲間を募集中。少しずつ、確実に変化するじょんのび村、
「顧客のために〜。」、「地域のために〜。」、「未来のために〜。」、この「 3つのために」をキーワードに、ワーケーションやトラベルバイトでお試し移住も可能なじょんのび村にぜひ注目していただきたい。
広さは東京ドーム1個分、7つの施設を運営
じょんのび村は、1992年に高柳町の地域創生のために作られ、柏崎市が大株主の第3セクターの株式会社じょんのび村協会が受託して運営している。広さは東京ドーム約1個分。本館に温泉と宿泊施設があり、つり橋を渡った先には貸別荘もある。その他にレストランや地域の名産品のお土産屋さん、手作りで伝統の味を作る工房など7つの施設からなる。
2021年10月より代表取締役社長に吉村英治さんが就任し、前職(旅行会社)で培った人脈やプロモーション手法を駆使し、黒字化に向けたチャレンジを行っているところで、いよいよ2023年は黒字化が見込まれている。直近では、7つの施設に加え、門出和紙のコンセプトカフェ「Cafe Michikusa」がオープン。店内には季節に合わせた和紙のアートを展示している。
地域を大切にする社長の考えに共感し広島から移住
「じょんのび村の一番の魅力はお肌がスベスベになると評判の温泉ですね。」と語るのは、宿泊プランやイベント企画、新メニュー開発、採用窓口などを行うセールスマネージャーの伊藤美穂さん。2021年、12年間勤務した旅行会社を退職して広島から移住された。
伊藤さんが旅行会社で当時部長だった吉村さんと同じ部署だった際に、吉村さんが、自治体と共に誘客キャンペーンを「地域創生事業」として打ち出されたそうだ。当時から地域を大切にする吉村さんの考え方に共感していたこともあって、その吉村さんに柏崎での挑戦に誘われたことが伊藤さんの移住の決め手になったようだ。はじめは広島からリモートでお手伝いすることも考えたそうだが、「吉村さんが社長に就任されて1か月リモートでお手伝いしたのですが、リモートでは満足できなかったので、思い切って柏崎への移住を決断しました」と語っていただいた。その潔い決断力に感服される。
とにかく高柳産のお米と料理長の賄い料理が絶品
伊藤さんは高柳町ではなく柏崎市街地にお住まいだそうだ。通勤は車で30分程度。柏崎の印象を伺うと、「スーパーが多くて便利。お米がすごく美味しい。山菜も美味しいですね。あとうちの調理長の料理が美味しくてもうたまりません。色々食べ過ぎて3年で14キロも太ってしまいました」と。じょんのび村では、近隣の中山間地に住むもよし、市街地から通勤するもよし、最近では通学や買い物など生活に便利な市街地から通勤する人も多くなっているそうだ。
貸別荘の管理から「どぶろく」製造まで幅広く募集中
じょんのび村では、今後はインバウンドに力を入れていきたいという想いもあり、現在タイの大学と協定を結んでインターン生も受け入れている。将来的に通訳も兼ねて、インターン生に活躍してほしいのが狙いのようだ。
伊藤さんに募集している仕事と求める人物像を伺うと、「貸別荘や敷地の管理業務、レストランの厨房、さらには自家製の「どぶろく」というお酒の製造といった少し変わった業務も募集していますので、なんでもやってみたいことを面接で話してほしいです。色々なことが経験できるので楽しいと思います。人と関わることが好きで、人に喜んでもらいたいなという想いをもった方にぜひ来てほしいですね」と語っていただいた。
ワーケーションやトラベルバイトでのお試し移住も大歓迎
吉村さんからも、「いきなり移住だとハードルが高い方がいらっしゃれば、ワーケーションプログラムも準備しています。また、トラベルも兼ねて、お試しで働いてみてはいかがでしょうか。そこで地域の人と懇親会を開いたりすることもしています。当社ではトラベルバイトも受け付けています」と。
最後に一言伺うと、「タイから来ている人もいるくらいなので、ぜひ日本人の方は気軽に柏崎に来てほしいですね。ぜひ一緒に新たな挑戦をしていきましょう」と締めくくっていただいた。
取材執筆=間島 博英(柏崎市移住・定住推進パートナーチーム)
写真撮影=宮 沙織(NPO法人aisa)
- 企業情報
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- 会社名
- 株式会社じょんのび村協会
- 事業内容
- 株式会社じょんのび村協会は1992年に高柳町の地域創生のために作られました。貸別荘から始まり、豆腐やがんもを作る工房や温泉、旅館もある複合施設となっており、広さは東京ドーム1個分。本館に温泉があり、つり橋を渡った先には貸別荘があります。
2021年10月より運営会社じょんのび村協会の代表取締役社長に吉村英治が就任し、第3セクター運営の施設にて、前職(旅行会社)で培った人脈やプロモーション手法を駆使し、黒字化に向けたチャレンジをしています。
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少しずつ、確実に変化する「じょんのび村」
顧客のために~。
地域のために~。
未来のために~。
3つのために、温泉・宿泊・飲食・物販を運営しております。
2021年10月に新社長が就任し、新たな事業展開を試み中です。
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