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土木建設業は未だに”3K”（きつい、汚い、危険）だと思われていませんか？
地方の中小企業に安定した仕事は少ないと思われていませんか？
柏崎市には、「いいえ、そんなことはありません」と即答できる企業がある。
石高建設株式会社（以下、石高建設）では、創業当初から柏崎の土木建設業に注力し、地域に根ざした安定基盤を築き上げており、業務効率の改善や福利厚生の充実などにより社員の働きやすさの改善を推進している。
土木建設業を通じて地域に貢献できる感動を味わえる大きな仕事、そして、安定して長く働くことができる石高建設に注目していただきたい。

柏崎に貢献しながら安定した業績を維持

「当社が手掛ける工事の8割は公共土木工事です」と話すのは、専務取締役の石高琢也さん。
石高建設は、昭和26年の創業当初からほぼ土木工事一筋。柏崎市近郊の人々が利用する道路や橋梁の工事、災害を防ぎ生活を守る海岸・河川の整備など、工事の内容は多岐にわたる。中越地震や中越沖地震の際の厳しい時期を除き、長きにわたり安定した業績を維持しており、自己資本比率は60％超と経営の安定感も抜群だ。

主な仕事は”施工管理” IT技術を駆使した施工も推進中！

続けて仕事内容について専務に話を伺うと、 「石高建設の社員は、工事現場の”工程”・”出来栄え”・”安全”などを管理する”土木施工管理”が主な仕事で、工事現場全体を指揮する監督のような役割を担っています」と説明いただいた。
具体的にはPCを使った工事書類の作成(デスクワーク)、作業の段取りや説明、現場での工事内容の写真撮影、測量業務などを行う。
では実際の工事作業はどうしているのかと尋ねたところ 「工事作業は数十社ある協力業者に工事作業を依頼しており、一つの現場を複数の会社と連携して造り上げます。そのため、施工管理の仕事では作業員の方との綿密なコミュニケーションが重要。」であると話していただいた。
また、最近ではIT技術を駆使した施工にも取り組んでおり、ドローンや3Dレーザースキャナーなどを用いた写真撮影、測量業務などを行い、業務の効率化が進んでいる模様だ。

なぜ石高建設を選んだのか

高卒入社4年目の佐々木雅弥さんは、柏崎市出身で糸魚川市の海洋高校を卒業された。特技はスキューバダイビングで趣味はプラモデル。そんな彼がなぜ石高建設を選んだのだろうか。
「高校生の時に参加した企業説明会で、母校のグラウンドやよく通っていた道路の整備を石高建設が施工したと聞いて、自分も土木工事を通じて柏崎の力になりたいと思いました」と話していただいた。
現在は、測量や施工書類の作成など土木施工管理業務の補助を行っているそうで、「協力会社と一緒に現場を作り上げていく過程で、自分の知らない施工方法や道具があったりするので、一つ一つの現場で非常に学びが多いです」と日々充実しているようだ。近い将来、2級土木管理施工技士の資格を取得予定で、早く現場代理人として一人で現場を任せてもらえるようになりたいと意気込んでいる。
さらに佐々木さんに会社について伺うと「完全週休二日制で有給はすごく取りやすいです。車検費用と自動車保険は会社が負担、さらには通勤車のガソリンも全て会社が負担してくれるし、仕事に係る技能・資格取得に掛かる費用も全て会社が負担してくれます」と話していただき、福利厚生はかなり充実しているようだ。

一番の魅力は地図に載る仕事ができること

続けて佐々木さんに土木工事の仕事の魅力を伺うと、「なんといっても、地域の未来を造り自分の成果が地図に載ることです」とのこと。特にGoogle Earthに自分が施工に係った現場が反映された時には嬉しい気持ちになるそうだ。
そして、「柏崎の方々が当たり前に過ごせる毎日を守っていることを実感できる仕事ができること、そして、これからも土木工事を通して、柏崎のまちづくりに貢献したいです」と笑顔で話していただいた。

必要なのは「やる気・情熱」未経験でも挑戦可能

現在募集しているのは土木施工管理技術者。
石高専務にどういった人材を求めているのか伺ったところ、「必要なのは、柏崎のために何かしたい・役に立ちたいというやる気・情熱だけ。専門知識は一切不要。やる気があれば40歳を超えている方でも未経験で挑戦可能です。とにかく早く入社した方がよいです」と話していただいた。
施工管理技士の資格をはじめ、業務に係る資格は会社が全額負担しており、専門知識や施工管理のノウハウは先輩からの丁寧なマンツーマン指導の下、自分のペースで学ぶことができて数年かけてしっかりとしたキャリアを積んでいけるようだ。

柏崎をもっと明るく盛り上げていきたい方

最後に、石高専務と佐々木さんにUIターン検討者の方へのメッセージを伺った。
「当社には東京で別の業種で働いており柏崎にUターンして入社した社員も在籍しています。経験・未経験は一切問いません。そしてなにより、土木工事を通じて柏崎を守りたい・盛り上げたい方、さらには地方移住に興味があって柏崎のまちづくりに貢献してみたいという、やる気・情熱をお持ちの方、ぜひ一緒に明るく仕事をしましょう！」と締めくくっていただいた。

取材執筆＝間島 博英（柏崎市移住・定住推進パートナーチーム）
写真撮影＝山田 華緒李（NPO法人aisa）
※一部写真は石高建設株式会社様よりご提供