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柏崎のインフラをICTで守る~未経験からプロへ育成!年間休日120日~

1928年の創業から、まもなく一世紀。建設業を営む株式会社小林組は、「地域社会と暮らしを支える建設のプロフェッショナル」として、柏崎地域に深く根ざしてきました。その歴史を通じて培われたのは、地域に必要とされ続ける企業であることへの強いこだわりと、地域社会への貢献を使命とする精神です。近年は長く培ってきた確かな技術と経験を大切にしながら、ICTをはじめとする新しい発想と技術を積極的に導入。県内トップクラスと評されるICT施工実績を誇り、建設業の未来を切り拓いています。
今回は、常務取締役の小林拓矢さんと工務課の植木貴大さんの声も交えながら、進化し続ける小林組の姿をご紹介します。

地域への貢献、揺るぎない使命感

「我々のような業者がインフラを維持することで、柏崎の安心・安全を守っています」。小林常務が語るこの言葉には、地域社会を根底から支えるという強い使命感が込められています。日々のインフラ維持管理はもちろん、大雪や災害時には、地域住民の安全確保のために昼夜を問わず最前線で対応にあたります。
その貢献は、具体的な施工事例にも表れています。例えば、積雪による交通障害が課題だった国道353号では、道路拡幅や法面保護工事によって安全な通行を確保し、地域住民の利便性向上に繋がっています。また、防災公園整備工事では、災害時に地域の拠点となる公園を新たに建設。そして冬場の県、国道、市道除雪に関する事業は、柏崎の経済活動と市民生活を守る上で欠かせない生命線です。工務課の植木さんは、「自分が施工管理してきた道路が完成した時には非常にやりがいを感じる」と、形に残る仕事の達成感を語ります。

ICT施工実績は県内トップクラス! 技術で未来を拓く

「ICT施工とは、ドローン測量や3次元計測技術などの情報通信技術を活用し、効率的で高品質な施工を実現する技術です」。小林組では、このICT施工に約5~6年前から積極的に取り組み、省力化、作業効率・生産性向上を実現し、会社の「健全経営」と「品質向上」に繋げています。その実績は県内トップクラス。ドローンを駆使した測量や現場状況の把握、3次元データを用いた設計・施工管理は、今や小林組の強みです。これにより、危険箇所の「見える化」による安全管理強化や、高効率化を可能にしています。
こうした最先端技術の導入と活用には、技術に精通した社員の知識と経験が活かされています。

未経験でもステップアップできる!充実のサポート体制と働きやすい環境

小林組の魅力は、地域貢献や技術力だけではありません。社員一人ひとりが安心して長く働ける環境づくりにも力を入れています。まず、社員の安全と成長を第一に考え、入社時には丁寧な安全衛生教育を実施しています。さらに、業務に必要な資格(移動式クレーン、車両系建設機械、1級・2級土木施工管理技士など)の取得にかかる費用は会社が全額負担し、未経験からでも着実にステップアップできる環境を整えています。経験がないことを心配する必要はありません。

日々の働きやすさを支える福利厚生も充実しており、各種手当はもちろん、社会保険も完備されています。特に、厳しい気象条件下での作業も考慮し、作業服や防寒着に加え、空調服やヒートベストも全社員に支給されるなど、快適な作業環境への配慮が行き届いている点は特筆すべきでしょう。こうした手厚いサポートのもと、現在は32名の従業員が活躍しています。平均年齢は50.7歳ですが、20代・30代も11名在籍しており、長年培われたベテランの経験と若い世代の活力が融合している点も特徴です。
また年間休日は120日、月平均の残業時間は7.4時間で、建設業界の中でもワークライフバランスを重視した働き方が可能であることがうかがえます。

「土建屋のイメージを変えたい」という思いで一新されたスタイリッシュなユニフォームや、積極的なSNSでの情報発信は、若い世代からも注目を集める一因となっています。また、年に一度実施される無記名アンケートを通じて社員の声に真摯に耳を傾け、トイレの増設など、具体的な職場環境の改善に繋げている点も、風通しの良い社風を示しています。

こうした風通しの良さは、植木さんが「社内は優しい人が多く、社員同士の仲もよい」と語る、良好な人間関係にも繋がっているようです。小林組を牽引する小林常務自身も、大学卒業後に柏崎市にUターンし、27歳という若さで取締役に就任されたそう。このように意欲ある若手が活躍できる環境を支えています。

未来へ繋ぐ – 移住者へのメッセージ

「とにかく『やる気』があれば、未経験でも大丈夫です。しっかり教えますし、資格取得もバックアップします」と小林常務は力強く語ります。
現在、小林組では建設作業員と施工管理技士を募集しています。ICT活用が進む中で、PCスキルや管理能力を活かせる場面も増えており、現在女性社員は事務職の2名のみですが、今後は技術職や管理職としての活躍も大いに期待されています。小林常務のようなU・Iターン者も、それぞれの経験を活かして活躍しています。

地域の基盤を支え、時に地図に残るような仕事に携わる。そんな大きなやりがいを感じながら、充実したサポート体制のもとで成長できる環境が、ここ柏崎の小林組にはあります。
約100年の歴史を持つ企業の新たな挑戦に、あなたも加わり、柏崎の未来を一緒に築いていきませんか?

取材執筆=間島 博英(柏崎市移住・定住推進パートナーチーム)
写真撮影=小柴 葉月(NPO法人aisa)
※一部写真は株式会社小林組様よりご提供※

企業情報
会社名
株式会社小林組
事業内容
当社は、道路改良工事、橋梁補修工事、河川護岸工事など、地域のインフラ整備に貢献する多岐にわたる公共工事を施工しています。
ドローンを活用したICT施工を積極的に導入し、県内トップクラスの施工実績を誇ります。
近年の建設業界で加速するICT技術の導入にも積極的に取り組み、効率的かつ高品質な施工を実現しています。
コメント
経験の有無や性別を問わず、「やる気」があればどなたでも大歓迎です。当社は常に新しい風を求めており、異業種で培われた経験や知識が建設業で活かせる可能性も大いにあります。
特に、異業種で培われたコミュニケーション能力は、多様な関係者との連携が不可欠な建設現場で大いに役立ちます。
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