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市役所で働くのってありかも!~迷っているなら柏崎に帰っておいで~

今回は柏崎にUターンされて、柏崎市役所に勤務する2人にお話を伺った。
お二人とも都会に憧れて高校卒業後に一旦柏崎を出ているが、大人になって帰ってきた柏崎は、思っていた以上に楽しくて不便さは感じなかったという。
柏崎市役所では、例年4月、9月に採用試験が開始されるので、U・Iターンを検討される方にも、ぜひ柏崎市役所で働くことも一つの選択肢として検討していただきたい。

コロナ禍を機にUターンを検討

まず、お話を伺ったのは、元気発信課でふるさと納税事業を担当する永見奈々さん。
「コロナ禍を経験して、色々と気持ちに変化が起こりました。満員電車に揺られて通勤する日々に疑問を感じたり、急に人に会えなくなって寂しさを感じたり。わざわざ東京で仕事や生活をする必要性を感じなくなってきました。東京への憧れがあって大学進学を機に15年間東京で生活しましたが、地元の柏崎に帰ってきてみて、人混みもなくて本当に住みやすく感じます」と話していただいた。

ふるさと納税は新鮮な発見の連続

永見さんに、ふるさと納税業務の魅力を伺うと、「市民の皆さんにとっては『それがあるのが当たり前』なので、発信する必要がないと思っている食べ物や場所がたくさん眠っているように思います。そのような地場産品を、事業者さんと話してふるさと納税でPRできるのではないかと考えることが楽しいです。柏崎の魅力ある食べ物、場所、イベント等の知識がどんどん増えていくので、日々新鮮な発見の連続です」と。
さらに伺うと、「市役所の他部署と違って、寄付金額という数字で結果が明確に見えてきます。ある意味、民間企業の営業と似たような数字が求められる部署でもあります。柏崎市では主にお米が人気ですが、果物や菓子などの返礼品もおすすめです。今後も事業者さんと色んな魅力ある商品を見つけていきたいです」と話していただいた。

子どもたちのために故郷を守りたい

続いてお話を伺ったのは、市民活動支援課の田村早紀さん。
Uターンしようと思った理由を伺うと、「子どもたちの故郷を守ってあげたいという思いでUターンしました。高校を卒業してからしばらく柏崎から離れていましたが、前の仕事で柏崎の子どもたちと関わりをもった際に、子どもたちが大人になっても柏崎が居場所になるように、柏崎のためにできることはないかなと考えはじめました」と。
さらに、なぜ柏崎市役所を選んだか伺うと、「人と関わる仕事が好き。人と繋がって、地域に根差した仕事がしてみたいという理由で柏崎市役所に入庁しました」と堂々と笑顔で話していただき感心した次第だ。

地域おこし協力隊と共にする仕事

続けて田村さんに仕事の魅力を伺うと、「柏崎をもっと良くしたいという思いを持つ方々と一緒に地域づくりに取り組むことで、知らなかった新しい柏崎を発見でき、私自身が柏崎をより好きになっていくことを実感します」と話していただいた。
具体的には、これまで地域おこし協力隊とともに矢田地域と石黒地域の地域づくりに携わってきた。Uターンする前には柏崎は何もないところと思っていたそうだが、外から来た隊員と共に活動することで、外の視点から新たな柏崎の魅力がわかったという。
さらに「地域づくりに携わらせていただいていると、色々なアプローチがあるからこそ自分で考えながら取り組める面白さを感じます。地域の方がどのような暮らしをしていて、地域に対してどのようなことを感じているのか、地域に入りこむことによって、地域の歴史や思いを感じられることが楽しいです」と、とてもやりがいを感じて仕事をされているのが伝わってきた。

新しい庁舎、色々な方との出会いなど他にはない魅力がある

お二人に柏崎市役所の魅力を伺ったところ、「庁舎が新しくて綺麗。職員同士の仲がよくプライベートでも遊びに行ったりします。32歳以下の青年部もあって、休日には旅行やキャンプをしたり、ハロウィンパーティーをやってみたり」と若手の交流が活発なようだ。
また、市役所内では3~5年ごとに人事異動があるため、新たな部署に移るとまた様々な方と出会うことができることも魅力の一つ。
田村さんは、「今後、色々な仕事をしてみたい。税務課とか市民課とか、窓口業務もやってみたい」と話し、永見さんは「今は色々な業界の業者さんと関わっているが、今後は農林業やものづくりといった業界の仕事もしてみたい」と話していただいた。

大人になって帰ってきた柏崎は思った以上に楽しい

お二人にUターンを検討されている方にメッセージをお願いしたところ、「東京の生活より不便になることはありません。車さえあればどこでも行けてむしろ便利です。高校生の時は徒歩や自転車だけなので移動手段が限られていましたが、大人になって、行動範囲が広がった状態で柏崎に帰ってくると、海にも山にも、美味しいご飯屋さんにも行けて本当に楽しいです。もし迷っているならぜひ柏崎に帰ってきてほしいです」と話していただいた。
Iターンを検討されている方には「ぜひ一度柏崎に来ていただきたいです。柏崎にテーマパークなどはありませんが、休日に旅行がてら来ていただき日常を感じてほしいです。女性向けシェアハウスKitoという短期滞在ができる施設もあるので、ぜひ気軽に遊びに来てほしいです」と締めくくっていただいた。

取材執筆=間島 博英(柏崎市移住・定住推進パートナーチーム)
写真撮影=山田 華緒李(NPO法人aisa)
※一部の画像は柏崎市役所様よりご提供※

企業情報
会社名
柏崎市役所
事業内容
柏崎市の最重要課題である「人口減少・少子高齢化の同時進行」に対応するため、「子どもを取り巻く環境の充実」と「大変革期を乗り越える産業イノベーションの推進」を重点戦略に掲げ、様々な業務に取り組んでいます。
人口減少の加速化、産業の縮小、自然災害の頻発・激甚化、行財政の逼迫など、柏崎市を取り巻く様々な環境が厳しくなる中にあっても、市民一人一人が柏崎への誇りと愛着を育み、柏崎市に関わる全ての人々と共に支え合い、これからも、学び、働き、暮らすことのできる、力強く心地よいまちとなることを目指しています。
コメント
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