越後 門出和紙~高志の生紙工房~

高柳町門出で冬の副業として伝統的に漉き続けてきた伊沢紙。農家の冬の副業として発展しましたが、年々減少。現在では市内で唯一、和紙の製造を続けています。今回は紙漉き体験に行ってきました!紙漉き体験は工房見学も含めて約2時間。まず、和紙の材料を学ぶところから始まります。

楮畑を見学しました!和紙作りには、楮の皮の部分とトロロアオイの根の部分が使われます。木を切ってから蒸す、皮をむく、乾燥させる、皮引きをする、水でふやかす、トロロアオイにより繊維をバラバラにするなどたくさんの工程を経て和紙へとなります。力仕事と細かい作業が入り交じり、工程の多さに感服しました。

紙漉き体験

工房の中も見学させていただき、いよいよ紙漉き体験です。「水も原料も生き物」と話される小林さん。季節によってトロロアオイの量を変えるとのこと。紙漉き体験はとにかく楽しい!親切に教えていただけたので、安心してできました。

体験で作った和紙

作った和紙は、体験から2日後以降に受け取りができます。実際に書や絵を描いてみても、空き箱などに貼り付けてみても、そのままランチョンマットにしてもと使い道は無限!どうやって使おうか迷います。

職人さんの作業の様子

工房の見学中には作業をしている職人さんを見ることができました。有名なお酒のラベルを作っている最中の職人さん!職人技に目が釘付けになりました。

工房の2階にはギャラリーと直売所があります。便箋やハガキをはじめ、こんなものも和紙でできるの!?という商品が揃っています。アイデアと挑戦で何にでも変身してしまう和紙。一度訪れると門出和紙の魅力に心惹かれること間違いなしです!

 

みなさんも和紙に触れてみませんか。

門出和紙では、「紙漉き体験」と「コースター作り体験」があり、

お子様から楽しく体験することができます。

越後 門出和紙

〒945-1513 新潟県柏崎市高柳町門出2851
TEL:0257-41-2361
https://www.kadoidewashi.com/