神社主催の伝統の登山体験
移住コンシェルジュの間島博英です。今回は市内の御嶽山(おんたけさん)神社が毎年主催している初夏の伝統行事「米山登山」をレポートします。米山は柏崎のシンボルであり、地域の人々に愛され続けている名峰です。

大正時代から続き100周年を迎えたこの歴史あるイベントは、地域の子どもから大人までが一緒に山頂を目指す、柏崎の大切なコミュニティ行事です。

私が挑んだのは「吉尾コース」。新緑のブナ林を抜け、参加者の皆さんと励まし合いながら登るのは、個人登山とはまた違った温かい一体感があります。道中、自分の名前「間島博英」が書かれた黄色い短冊を見つけると、地域の一員として迎え入れられたようで胸が熱くなりました。

山頂で待っていたのは、日本海と柏崎平野を一望する大パノラマ。この絶景を特等席にして食べたカップ麺の味は、どんな高級料理にも勝る格別なものでした。
歴史ある行事を通じて、柏崎の自然と人の温かさを同時に体感できる素晴らしい一日。移住をお考えの皆さんも、来年はぜひこの伝統ある輪の中で、一緒に頂を目指しませんか?
また週末にふらっと絶景登山へ行けるのも、海と山が近い柏崎暮らしの大きな魅力です。
